【お知らせ】ブログを移転します

突然ですが、このブログを移転します。

移転先ははてなブログあたりを考えています。

今後順次301リダイレクト処理をかけていきますので、訪問者の方がいらっしゃいましたらご承知おきください。

またブログの内容もあまり際どくない地域に寄り添ったものにしていきたいと考えています。

どうぞよろしくお願いいたします。

【国家・地方】事務職一般の公務員が主役の映画を紹介【4選】

この記事では事務職系の公務員を主人公にした映画をご紹介します。

公務員といえばルーチンワークで事なかれ主義というイメージが強く、物語性とは対極の存在と見られている節もあります。

しかしだからこそ市井の人々の気持ちが仮託できる存在でもありますし、また現役公務員の方にとってはフィクションの中で描かれる公務員像は情熱を取り戻すきっかけとなるもの。

お時間のあるときに是非ご覧ください。

県庁の星

踊る大捜査線』『振り返れば奴がいる』の織田裕二さんと『世界の中心で、愛をさけぶ』の柴咲コウさん主演の映画。

県庁のエリート職員である野村(織田裕二)が人事交流研修で民間の零細スーパーである「満天堂」に派遣されるところから物語は始まります。

エリート意識が高くいかにも公務員的な野村がスーパーのパート店員・二宮あき(柴咲コウ)とぶつかりながら、最終的に一つの目的に向かって行動するようになる様はカタルシスをもたらします。

とくにユーモアを交えながら描かれる、公務員的な価値観と民間的な価値観の相違が前半の見どころ。

日頃から巨大な官僚的な組織で肩が凝っていると感じている方には刺さるものがあるのでは。

県庁おもてなし課

錦戸亮さんと堀北真希さんが主演を演じた『県庁おもてなし課』は小説家・有川浩さんの原作をもとにした映画。

観光促進を目的として高知県庁に新設された「おもてなし課」を舞台に、若手職員が奮闘する様を描きます。

物語は地元出身の作家・吉門から「お役所気質」であることを痛烈に批判されるところから動き始めますが、公務員としては当事者として理解できる部分がありつつも、批判者の作家の視線も共感できるところ。

観客として視聴することで、双方の視点を同時に得られるのもこの映画の醍醐味です。

また舞台となった高知県は、原作者の有川浩さんの出身地。

観光特使を依頼された際のやり取りをもとに物語は作られたそうです。

ちなみに『県庁おもてなし課』は地元の高知新聞に連載された後、各地の地方新聞にも掲載。

書籍化を経て映画化に至るなど、地域の活性化に多大な影響を与えたことは間違いありません。

シン・ゴジラ

エヴァンゲリオン庵野秀明監督がメガホンを取り、大ヒットしたことが記憶に新しい『シン・ゴジラ』。

実はこの作品にも行政職の国家公務員が多数登場します。

津田寛治さん演じる森文哉は厚生労働省医政局の課長。

また市川実日子さん演じる尾頭ヒロミ環境省の課長補佐。

高橋一生さんの安田龍彦は文科省の課長など。

自衛隊の全面協力によって得られた迫力ある映像に夢中になってしまいがちですが、官僚たちのディテールにも注目したいところ。

KOKUYOの分厚いバインダーとファイルボックスを抱えて省庁をかけずり回る登場人物に感情移入した方も多いのでは。

生きる

公務員を描いたヒューマンドラマとしてあまりにも有名な黒澤明の『生きる』。

余命幾ばくもないことを知った50代の市役所の市民課長が、それまでの無気力な人生を振り返り、人生の最後に市民のための仕事に向き合い始める様を描いた名作です。

公務員という枠に捉われない、人生とは何かを問うた名作です。

まとめ

公務員はなかなか日の当たらない職業です。

とくに市役所など市民との窓口に立ちながら日々の仕事をこなしていればなおさらです。

しかしそれぞれの仕事には必ず意味があり、価値があります。

日々のルーチンに埋没しそうになったときは、フィクションで客観的に自分の仕事を捉え直すのもおすすめです。

なおそれぞれの作品は動画配信サービスなどで配信されています。

おすすめのサービスは「動画配信サービス12社を徹底比較!本当におすすめできるVODランキング」などのランキングサイトなどに詳しいので、ぜひ参考にしてみてください。

公務員試験は予備校に通うべき?独学は難しい?おすすめの方法をお伝えします

公務員試験を意識したときに気になるのが、「公務員予備校に通った方がいいのか」ということ。

公務員試験の勉強を独学でやることはもちろん可能ですが、本当にそれで結果に結びつくのか不安な方も多いですよね。

その一方で公務員予備校の講座は受講料も高額で、簡単に決められる金額でもありません。

自分の将来を決める事柄ですし、非常に悩ましいところですが、私は公務員予備校に通われることを強くおすすめします。

公務員試験は高い難易度を持つ試験である一方で年齢制限は緩く、常に受験者の多い試験です。

一回でよい結果が出ず、二度三度と受験する方も少なくありません。

そのような状況の中、独学で進めるのはリスクが大きいです。

プロフェッショナルに対価を払うことで、ぜひ努力を効率的に導いてもらいましょう。

公務員試験は不況下では難化しやすい

まず私が公務員試験に予備校を活用すべきと主張する理由についてご説明します。

端的に言うと、今後の公務員試験が急激に難化することが目に見えているからです。

たとえば過去の例より見てみると、2000年初頭の就職氷河期以降の数年間、公務員は人気の就職先として試験が急激に難化しました。

理由は志望者の増加に加えて採用者数が急激に絞られたからです。

たとえば私が当時受けた公務員試験の一つは、採用者数が約300人で実際の受験者の倍率が10倍程度でした。

同じ試験の昨年の採用者数は約1,100人。

3倍以上も違います。

ただしこちらの試験区分では、来年度以降の採用者数は再び300人程度に減少する見込みです。

理由としては、今後の自治体運用における積極的な外部委託化が挙げられています。

たしかにスマホを中心に据えたIT化は今後の潮流となるでしょうし、人件費の削減は加速するのでしょう。

さらに今年のコロナ情勢を見るに、再び大きな不況が訪れることは想像に難くありません。

当然、民間企業も採用を抑えはじめるため、これまでの売り手市場は一変し、公務員試験に学生が殺到することは間違いないでしょう。

これから公務員を目指す学生の方は、より激しい競争を勝ち抜いていかなければなりません。

公務員試験は独学では合格できないのか?

では公務員試験が絶対に独学で合格できないのか?と問われれば答えはノーです。

公務員試験に独学で合格している方は実際にいらっしゃいます。

とくにここ数年のやや易化した試験傾向の中では、そのような方も増えているのかもしれません。

また一口に公務員試験と言っても受ける試験によって受験科目は異なります。

国家一種や地方上級のように専門科目や論文が必要な試験もあれば、一部の市役所のように教養科目のみの場合もあります。

厳密に言えば、受験科目の専門性やボリュームによっても独学でどこまで行けるかは異なるでしょう。

しかし共通する懸念点は、独学だと取り組んでいる方向性に対して客観性が確保できないということ。

勉強している内容や方法について、正しいのか間違っているのかの判断がしづらく、常に手探りで進めなくてはなりません。

このように独学の場合は、方法論や教材といった勉強以外のリサーチに時間を大きく取られてしまいます。

これらは得られるリターンのない純然たるコストで、独学者は常にこのコストと併走しなければなりません。

公務員予備校の利点は勉強のみに集中できること

公務員予備校に通えば、カリキュラムは予備校側がセッティングしてくれるので、その中でひたすら勉強のみに集中できます。

大学受験を経験された方であれば実感があるかと思いますが、よい予備校に教材とスケジュール管理を丸投げするのは究極的に効率的です。

その点、独学だとこの辺りが大きく非効率になってしまいます。

公務員予備校は直接的な勉強以外のメリットも大きい

公務員予備校に通うことで、さまざまな気付きをえられるのも大きなメリットです。

たとえば下記のようなことが挙げられます。

他大の受験志望者と交流できる

他大の志願者と交流できるのはモチベーションを維持できる大きなメリットです。

もちろん必ずしもコミュニケーションを取る必要はありませんが、やはり情報交換があるに越したことはありません

就職活動に対してどのような動きをしているのかも参考になるでしょう。

またはっきり言ってしまえば、大学によって学力ははっきり異なります。

この学力が覆るのも公務員試験の魅力の一つですが、やはりどのくらいの学力の学生がどのくらい取り組んでいるかは自分を鼓舞する材料になります。

正直、自分よりも学力のある生徒よりも勉強に取り組んでないとすると、合格できるはずないですよね。

このように常に周囲に視線を向けることで、競争意識を高める効果も期待できます。

経済的なメリット

「公務員予備校の受講料は高いから経済的なメリットがないのでは?」と思われるかもしれません。

しかし公務員試験は科目の多い試験。

教材を個別に買い揃えていけばそれなりの値段にはなってしまいます。

また論文や二次試験は教材による対策がしづらい部分。

そこだけスポットで予備校を活用するとなると、かなり高い単価で個別に講座を購入することになってしまいます。

もちろん公務員講座は総額が何十万もする高い商品。

経済的な余裕がない場合は厳しいですが、総額に対する内容としてはかなりコストパフォーマンスが高く詰め込まれていると感じます。

もちろん予備校の講師に質問できたり、また自習室を利用できたりなど、恩恵は講座だけではありません。

可能であれば公務員予備校を活用するに越したことはありません。

独学で合格を逃した公務員浪人は予備校がおすすめ

とくに一年目に独学で取り組んでしまった結果、合格を逃してしまった方は、ぜひ公務員予備校を検討してみましょう。

公務員浪人も大学浪人と同じく、生活が大きく乱れがちです。

淡々と勉強に向かっているつもりでも簡単に昼夜逆転が起きてしまうものです。

そのような状況ではクリアな頭で勉強に向かうことはできませんよね。

また人と交わらない生活に陥ってしまうと、知らず知らずのうちにコミュニケーション能力が大きく後退してしまいます。

せっかく難関の筆記試験に合格したのに、面接や集団討論で力が発揮できないと泣くに泣けません。

生活のリズムを上手にキープするためにも、また勉強の内容を一度棚卸しするためにも公務員予備校は活用する価値があると考えます。

公務員試験はいつから準備すればいいのか

公務員試験を受けると決めたら、準備は急ぐことをおすすめします。

ここ最近では、公務員予備校のコースも1年以上のスケジュールのものが一般的になりました。

大手予備校では、1.5年や2年のコースが一般的です。

とくに専門試験のある公務員試験は科目が多いのがネック。

早めに動き出して、精神的な余裕を維持しながら勉強に取り組むことをおすすめします。

公務員の出世コースとは?部署を具体的にお教えします

「公務員の出世コースとは?」

おそらくそのようなことが気になる若手職員の方は多いのではないでしょうか。

公務員にははっきりと「出世コース」が存在します。

どういった部署に異動になるかで、人事が幹部候補として考えているのか、それともその他大勢にしか見られてないのかが分かります。

具体的には、下記の部署に異動になれば、エースとして見込まれていると言えます。

  • 財政課
  • 人事課
  • 政策企画課

ただし当然ではありますが、これらの部署には誰もが行けるわけではありません。

うっかり志望してしまうと、逆に「よくわかってない奴」として敬遠されてしまうというフィルター効果もあります。

この記事では公務員の出世コースについて、またどのようなタイプの職員が出世コースに乗りやすいかについて解説します。

公務員の部署異動のしくみ

公務員として2、3年勤めると、初回の異動があり、その後数年に一度の異動を繰り返すことになります。

最初にどのような部署に配属されるかは採用試験の評価順であるパターンが多いです。

ある意味では実力順と言えますが、これはあくまで試験の結果。

職員としての能力とはまた異なっています。

そのため、最初に花形部署に配属された若手がその後ぱっとしないこともよくある話ですね。

また最近よくある異動パターンが、出先と本庁を交互に行ったり来たりするもの。

これは組織の考え方にもよりますが、職員に早いうちから住民対応を覚えさせるためです。

それでも見込まれている職員は例外的にこの往復から外れたりするので、外から見ても比較的分かりやすかったりします。

公務員の出世コースは財政課・人事課・政策企画課

権力はヒト・モノ・カネとはよく言われますが、公務員の世界も同じです。

公務員の出世コースは下記の3部署です。

  • 財政課
  • 人事課
  • 政策企画課

それぞれ見ていきましょう。

財政課:予算を掌握している出世候補の筆頭部署

財政課は組織の予算を握る部署。

強い力を持った部署です。

もちろん能力が高くないと仕事をまわせないため、優秀な職員が配属されます。

当然予算の時期になれば各部署と折衝をかさねながら予算額を決めていくことになります。

そのため組織の部署がどのような事業を持っているのかが、頭に入っている必要があります。

少なくとも自分の担当部署に関しては費用対効果も含め、高い理解力が求められます。

また予算交渉の場面で額を切り下げる場面も少なくないため、調整能力も必要です。

さらに毎年の予算決算は議会の承認にかかる事項。

失敗は許されないため、大きな責任のかかる部署です。

幹部として活躍している方の過去の経歴を辿ると、財政課に在籍していたことのあるパターンは多いですね。

人事課:組織の人事を握る組織の中枢

人事課は役所の組織の中枢としてエースが引っ張られる部署です。

役所組織はいかに組織機能を円滑に維持していけるかが重要。

人事課の職員は組織の他の職員についてよく理解し、同時に各部署の業務について十分に把握できる人材でないと務まりません。

つまり役所内のどのセクションのどの業務の重要性が高く、どういった人材を投入できるかの判断を求められるということです。

また役所は倒産の心配はないとは言え採用が自由に行えないため、欠員が出ると致命的です。

とくに行政改革が叫ばれて以降、どの組織も人員削減が過剰に進んでいます。

場合によっては特定の部署の職員定数を削らなければならないことも。

当然、部署との高い交渉能力が必要となってきます。

また最近ではパワハラ訴訟など、職場環境をめぐる係争問題も増加。

それらに対応するのも人事課の仕事です。

人事課の役得としては、次の異動先をお手盛りで決められるということでしょうか。

体裁としては「本人の異動先は本人が関与できない」となっていることが大多数でしょうが、実際はそんなことはないでしょう(笑)

政策企画課:組織の方向性を現実化させていく花形部署

政策企画課、または企画課と呼称される場合が多いかと思いますが、企画部門は組織の花形部署。

首長の掲げるビジョンを具体的な行政施策に落とし込んでいくため、高い実務能力が求められます。

またこちらも他部署との連携が必要なため、組織全体が見渡せる能力や交渉能力が求められます。

私のいた組織でも、政策企画課は常に誰かが深夜まで残っているイメージでしたね。

23時くらいまでの残業は当たり前だったのではないでしょうか。

新規採用で生え抜きでやってきた人に加えて、社会人採用の人も多かったのではないかと思います。

出世部署へ志望すると逆にNG?

私のいた組織では、出世部署へ異動希望を出すと逆にNGだと言う話を聞いたことがあります。

つまり優秀であるかどうかは見出されるのであって、自薦するようなタイプは大体がおかしな奴なので逆に排除されるという説です。

異動は人事課が決めるという体になっていますが、出世部署への異動は現在の所属の上司と異動先と人事課で意識合わせがすでに済んでいるわけです。

あとは本人の意向のみで、現在の所属長から「君は次の異動希望にここを書いてね」と言われるかたちです。

まさに運命の分かれ道で、断ったらその後の扱いがどうなるかは推して測るべしといったところでしょうか。

出向は見込まれている?遠ざけられている?

花形部署の職員が出向させられるパターンがあります。

市区町村から都道府県へ行くパターンや、都道府県から国へ行くパターンですね。

大体において激務を体験することになりますが、戻ってきたら栄転が約束されているパターンがほとんどです。

組織の代表として向かわされるわけなので、優秀な職員が選ばれますが、これも裏の理由がある場合があります。

優秀だけど人間的に評価されてないパターンです。

他の職員と衝突したり、パワハラまがいの行為を繰り返す職員は、遠ざけるために出向というかたちにされてしまう場合があります。

次点の出世コースは議会事務局

議会関連の部署も出世頭が行かされる部署です。

やはり議員と接触する機会も多いので、変な人は配属させられないという事情もあるのでしょう。

私のいた組織ではわりとエリート意識丸出しの人が多かったですね。

議会事務局は住民や他の職員と接触する機会もほとんどなく、ほぼ議員対応のみ。

だんだんとそういった意識になっていくのかもしれません。

また議会関連部署はとくに係長級の職員は出世候補の人が多い印象です。

また一般職員でも優秀と言われる人は、さきほど例に挙げた3部署との間でぐるぐる回っているうちに職層が上がっていくのがパターンではないでしょうか。

公務員として「できる職員」はどのような観点から決まるか?

公務員には民間のような「売上」や「利益」といった概念がありません。

新しい仕事を取ってくるということもなく、ただ決められた仕事を日々淡々と繰り返すだけです。

個人の成果が見えづらい世界ですが、公務員として「仕事ができる」とは、どのような観点にもとづいているのでしょうか。

公務員は組織維持が最大の是

まず頭に入れておかなくてはならないこととして、公務員には利益の最大化という概念がないということ。

公務員は民間企業とは異なり、競争原理にさらされていません。

民間は絶えず利益を拡大していかないと、いつ淘汰されるかわかりません。

しかし公務員にとって組織の存続は当然であり、またこの先倒れることもありません。

公務員にとっては組織さえ維持できていれば食いっぱぐれないわけで、普通に淡々と日常を過ごしてさえいればそれが揺らぐことはないわけです。

公務員にとっては組織維持に支障を与えないことが最大の是であると言えます。

公務員には成果が求められない

組織維持に疑いはないわけなので、何かの華々しい成果で組織を前進させることは必要とされていません。

また仕事のしくみ的にもそういったものが実現しづらくなっています。

これはそもそも予算が決まっていることや、業務内容が法律や条令に強く縛られていることが理由です。

むしろそういったスタンドプレー的な発想は公務員的には嫌がられます。

単純に危険だという見なし方が一般的で、前例にないイレギュラーなことをやって失敗するくらいならやらない方がいい、という思想が強いです。

もっと言えば、そういう余計な仕事を増やしてリスクを増大させる人間は排除すべき人間ということになります。

公務員の「できる職員」とは組織の機微を心得ているタイプ

むしろ仕事ができると見なされるのは、無駄な仕事を生まず、調整が上手いタイプです。

もちろん無気力で仕事をしない人間がよいということではないですよ。

なすべきことを心得てるタイプとでも言えばよいでしょうか。

持っている能力を、火消しや鎮静化に向かわせることのできる人間が評価されやすいです。

反対に個人が手柄を求めて仕事を大きくしてしまうと、課や係として引き受ける仕事が大きくなってしまうわけです。

それは上も嫌がりますし、当然未知のリスクも増えるわけです。

そしてそういった考えは組織全体に共通しています。

個人としての能力が仮に高くても、そういう組織の機微が見えないタイプは好まれません。

またこれは同時に「やらないと責任の所在を追求されることは引き受けるべき」という発想も含みます。

やるべきことはやり、やるべきでないことはやらない。

そういったことを心得ているスマートなタイプがいわゆる公務員としてのエリートタイプと言えます。

反対に、個人の熱をもって何かをなしとげるタイプが評価されるのはなかなか難しいというのが私の見てきた印象です。

公務員としての適性が見極められるのは2つ目の部署

現在若手の職員の方の中には、自分が出世できるのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

俗に言われるのは、2つ目の配属で今後の色が決まると言うこと。

2つ目の職場がケースワーカーであれば、今後もその路線が期待されるでしょう。

また電算系であればシステム担当として引っ張られることが多くなるはずです。

1つ目の部署はもとづくものが便宜的なものでしかありません。

思った部署に配属されないケースも多々あるかと思いますが、2つ目の部署は間違いなく最初の部署での仕事ぶりによって決まります。

数か月や1年で決まることではないので地道な積み上げが必要ですが、今後のキャリアに前向きに向かうためにも、現在の場所で力を発揮することをおすすめします。

公務員の副業にプログラミングはおすすめ?スキルアップの方法では断然推しです

公務員としての仕事もつまらないし将来も不安。スキルをつけたいし副業でプログラミングでもやってみようかな?

公務員としてお勤めの方の中には、このようなことを考える方もいるのではないでしょうか。

とくにプログラマーは求人の倍率も高く、完全な売り手市場。

プログラミングは副業で簡単に稼げるスキルとして紹介される場面も多くなっています。

では実際に公務員が副業でプログラミングをして稼ぐことは可能でしょうか?

私の回答は、半分はイエスで半分はノーです。

具体的に言うと、以下のとおりだからです。

  • プログラミングは稼げるスキルで学習する選択は正しい
  • ただし副業としてプログラミングをするのは完全にアウト

そして付け加えるなら、「プログラミングに必要とされる論理的思考は公務員の世界では希少性が高く高付加価値である」ということです。

ちなみに私は地方公務員の上級職として約15年間役所に勤め、その中でIT部門の職員として5年以上勤務しています。

ITのセクションでは汎用機システムの運用とプログラミングに携わり、最終的にオープン系システムへの移行まで経験しています。

また現在は退職してアフィリエイターとして生活しています。

要は私は実際に役所の中で、プログラミングを仕事として経験しています。

そのため実体験をもとに語れる部分も多いはずです。

副業やプログラミングをお考えの方はぜひ参考にしてください。

前提として公務員は副業が原則的に認められていない

あらかじめ言っておかなければならないのが、原則的に公務員は副業は禁止ということ。

これは民間企業の副業禁止とはわけが異なり、法によって定められた禁止事項です。

公務員の副業・兼業は制約が多い

公務員は全体の奉仕者であるため、営利活動が原則認められていません。

これを踏み越えることはれっきとした法律違反。

国家公務員法または地方公務員法違反になります。

第103条 職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。 第104条 職員が報酬を得て、営利企業以外の事業の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、その他いかなる事業に従事し、若しくは事務を行うにも、内閣総理大臣及びその職員の所轄庁の長の許可を要する。 国家公務員法
第38条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。 地方公務員法

「公務員の副業」という言い回しで「バレない方法」とか教えているブログは大丈夫なんでしょうかね。

なぜなら真に受けて副業を行い勤務先にバレた場合、当人には間違いなく身分上の処分が下るからです。

これは組織人としては間違いなくかなり大きなことで、確実にその後のキャリアに傷がつきます。

最悪の場合、懲戒免職になるでしょうし、免れたとしてもまず昇任はできなくなるでしょう。

次の移動で左遷されるのは間違いありません。

税制や周辺の諸制度は複雑なのでバレないとは限らない

副業がバレるのはだいたいが所得税、住民税の周辺から。

本業以外に副業で収益を得た場合は確定申告の必要がありますが、総年収が上がるので、納税額も上がります。

当然納税額によって所得税、住民税の額も上がります。

公務員はよくも悪くも年収が横並びなので、そのままにしておくと人事課、給与課あたりで当然察知されることになります。

また「副業してもバレない方法」としてよく紹介されているのが、住民税を特別徴収から普通徴収に切り替えるというやり方。

ちなみに普通徴収と特別徴収とは何ぞや?ということについては下記のとおり。

  • 普通徴収:住民税を従業員本人が市区町村へ納める制度。 市区町村から納税通知書が従業員本人の自宅に郵送されます。
  • 特別徴収地方税社会保険料を本来の納税義務者である個人が直接納付するのではなく、給与を支払う事業者が天引きの上、代わりに納入する制度。

この場合でも勤め先の役所と居住地が同じであれば、当然税情報が役所の税システムに登録されているので、所属課の職員であれば誰でも見られる状況。

「あえて」普通徴収にする職員は悪目立ちしかしないので、すぐに噂になってしまうでしょう。

また税制度はすべての制度の根幹になっています。

たとえば児童手当などの各種手当てや、保育料などは前年の収入がもとになっているので、当然収入が上がれば金額も上がることに。

もしかしたら察知される場面が出てくるかもしれません。

また保険料なども同様でしょう。

ともかく、税金の徴収額はさまざまな領域に波及していきます。

これは断言できますが、それらすべてを俯瞰し理解した上でバレないかどうかを判断できる人間はほぼいません。

また確定申告の処理の中で、税務署の人為的なミスがないとも限りません。

こと公務員に関しては、職場に秘密にして副業を進めることは、私にはかなりリスキーな行為に映ります。

プログラミングは公務員にとっても価値のあるスキル

ではプログラミングが公務員にとって価値のないスキルであるかというと、決してそうではありません。

なぜなら公務員のようなルーチンワーク主体の仕事にこそ、プログラミングは価値を発揮するからです。

ルーチンワークにこそプログラミングは相性がよい

公務員に求められる仕事の多くはルーチンワークです。

とくに公務員の世界はまだまだ前例踏襲が多く、前任から引き継いだ仕事をそのまま繰り返しているケースが多いのではないでしょうか。

そのようなルーチンワークこそ自動化で劇的に効率化できることが多く、それをもたらすのがプログラミングなどのITスキルです。

私の実体験でも、それまで毎年長期間の残業を繰り返していた業務がプログラムを1本作っただけでほぼ解消したという経験があります。

それまでが何だったんだ?と言いたくなりますが、それが許されているのが公務員の世界でもあります。

プログラミングは論理的思考力の訓練に役立つ

またプログラミングには論理的思考が必要とされます。

この論理的な思考は他で身につけづらく、プログラミングはその訓練にうってつけです。

一般的に公務員の世界はいかに調整できるで評価されがちな世界。

その反面、論理的な正しさがシビアに求められる光景を私は見たことがありません。

論理力はまだまだ公務員の世界では希少性の高い能力。

そのため論理力を身につけることはキャリア形成の大きな力になるはずです。

プログラミングの知識はブログ運営などにも展開しやすい

プログラミングを覚えるだけで、PCやWEBの技術もぐっと身近なものになります。

たとえばもう公務員が嫌になった、転職したいと思ったときに、PCやWEBにどれだけスキルがあるかで動きは全く違うものになります。

公務員は副業こそできないものの、在職中にブログやアフィリエイトサイトの運営をスタートすることは十分可能です。

ある程度ブログの規模を大きくしておけば、退職後にスタートダッシュをかけることもできます。

そのような動きをするにあたっても、やはりプログラミングスキルはかなり有効です。

HTML/CSSJavaScriptを習得しておくだけでもずいぶん違います。

もちろん転職の選択肢も広がります。

公務員はエクセルのVBAから始めるべき

「いきなりプログラミングと言われてもイメージができない」という方も少なくないと思います。

そういった場合に私がおすすめするのは、まずExcelVBAから始めようということ。

ちなみにVBAとは「Visual Basic for Application」のこと。

マイクロソフトのオフィス製品に組み込まれているプログラミング言語で、Visual Basicというプログラミング言語がベースになっています。

このVBAでプログラミングを行うことでWordやExcelなどのオフィス製品にマクロを組み込むことができ、大量の操作を自動化できます。

ちなみにマクロとは小さい単位のプログラムのことを指します。

役所はExcelをやたらと使いますが、使われている機能も原始的な関数止まりのことがほとんどです。

ここでVBAを使うことで、劇的に事務改善することができます。

公務員として、プログラミングでもっとも早く成果を出そうと考えたら、このVBAのマスターが一番早道でしょう。

プログラミング言語は横展開がしやすい

もしかしたら「VBAJavaScriptPythonみたいなもっと本格的なものをやらなくても大丈夫…?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

とくに今後の転職活動を視野に入れている方はそうお考えでしょう。

しかし経験上、プログラミング言語は一つをマスターすると、他を学習することはそう難しくありません。

よく一つ外国語がしゃべれるようになると、二つ目三つ目はそれほど労力がかからないと言いますが、それと一緒です。

もちろんIT系への転職を急がれている方は、VBAなどを飛ばしてもっと現場で使われている言語を学ぶべきです。

しかしまだ公務員の世界で頑張ろうという余地のある方は、まず導入としてVBAがおすすめです。

ちなみに私も他言語を先に習得していたので、VBAを覚えるのはかなりスムーズでした。

独学のプログラミング技術で仕事を取るのはかなり厳しい

このようにプログラミングのスキルは公務員にとってもかなり大きな価値を持ちます。

とくに公務員を辞めたい、転職したいという方にとっては、プログラミングは可能性を大きく広げるスキルです。

しかしその反面、プログラミングは独学がきわめて難しいスキルでもあります。

最初の一つをマスターしさえすれば、他を覚えるのは簡単です。

しかし最初の一つ目は、しっかり基礎から確かな知識で覚えておかないと、かなり怪しいスキルになってしまいます。

基礎があやふやなままだと自作のプログラムがバグだらけになってしまい、組織に多大な迷惑をかけかねません。

またプログラミング経験を頼りに転職したとしても、自分のスキルが使いものにならず、辛い思いをしてしまうでしょう。

私の場合は職場でかなりしっかりした研修を繰り返し受けたことでスキルを身につけました。

これが完全に独学でやれと指示されたら、かなり厳しかったと思います。

プログラミングスクールに登録してみるのがおすすめ

このように、独学でプログラミング技術を実戦レベルに持っていくのは至難の業です。

私もプログラミングの適正はわりとあった方だと思いますが、しかし完全に独学ではやはり難しいです。

なぜなら教科書に載っている内容はやはり教科書的でしかなく、実戦の生きた知識として役に立たないからです。

いわば格闘技を習ってはいるけど、スパーリングをやったことがないみたいなものですね。

ここでやはりおすすめしたいのはプログラミングスクールでスキルを学ぶことです。

プログラミングスクールはいくつもありますが、卒業生は実際に即戦力となるスキルを身につけ、プログラマーやエンジニアとして就職しています。

また就職率もほとんどのスクールがかなり数字を出しています。

ただし難点があるとすれば、かかる費用と時間。

スクールで多少は違えど、受講料は正直なところ決して安くはありません。

またスキルとしてどの程度のものを身につけたいのかも、人それぞれです。

それもあってか、プログラミングスクールもいきなり入校させるのではなく、まずは希望者のヒアリングから入るところが多いです。

  • どういうスキルを身につけられるのか
  • どのくらいの受講料なのか
  • どのくらいの期間で習得できるのか

などを聞けるので、まずはエントリーしてみるのがおすすめです。

まとめ:プログラミングは公務員にとっても価値あるスキル

公務員の場合、副業ということで言えば、どのような事業であれ、それで収益を得ることはできません。

バレないようにすることも実質的に難しいでしょう。

しかし公務員がプログラミングスキルを身につけることは決して無駄ではありません。

公務員として職務を続ける中でも成果に繋げることができますし、転職が視野にある方ならなおさらです。

また公務員においてはプログラミングスキルは希少性を持ちます。

IT部門といってもほぼ外部委託にまかせているようなところが大半でしょうから、プログラムができるだけで、庁内で第一人者としてのポジションを獲得できます。

これからはますます役所のIT化も進むはずで、窓口業務などはどんどん置き換わっていくはずです。

公務員の世界もルーチンワークが排除されていくでしょうから、より高度な頭脳労働は避けて通れません。

公務員を続けていきたい方、転職先を探されている方に関わらず、ぜひプログラミングスキルの習得をおすすめいたします。

公務員を辞めたいのは甘い考え?退職を経験して考えること【勤続年数16年が語る】

この記事を読んでいるということは、あなたはきっと公務員であることに悩まれているのだと思います。

思いはきっといろいろありますよね。

毎朝職場に行くのがしんどい、やりがいが見いだせない、あまりに公務員じみた同僚とする会話が辛い、このまま老人になるまで意味のない仕事を続けるのだろうか…?

など。

私も公務員として16年間勤務し、ある部分に限界が来て辞めました。

だから、きっとあなたが悩まれていることのいくらかは共感をもってわかります。

そしてご自身こそがご自身を責められているであろうこともお察しします。

公務員を辞めるなんて甘えたことを考えているようではやっていけない」と。

公務員は世間的にはうらやましがられる存在です。

そんな公務員を辞めるとなると、いろいろな人がいろいろなことを言います。

しかし公務員を辞めることは決して甘えなんかではありません。

たしかに公務員は恵まれた環境であることは事実。

しかし人生は一度きりであり、どう生きたいかは本人の決めることです。

また客観的な事実として、とくに若年層の公務員の転職、退職は多いということがあります。

私自身、公務員を辞めたことに対して様々な言葉をもらいましたが、今思うのは「すべては本人次第」ということ。

やるもやらないも、できるもできないもあなた次第だということは強くお伝えしたいと思います。

いま公務員を辞めたいと悩まれている方は、この記事をぜひ一つの意見として参考にしてください。

公務員を辞めることは甘い考えという言説

公務員を辞めたいと口にしたときに必ず言われるのが「考えが甘い」という言葉。

おもに親世代の、年配の方から言われることが多いのではないでしょうか。

それはおそらく次のような認識から来ているのだと思われます。

[box05 title="公務員が恵まれている点"]

  • 終身雇用、年功序列による昇給が維持されている
  • リストラがなく安定している
  • 手厚い福利厚生
  • 民間に比べて充実した退職金
  • 社会的信用が高い

[/box05]

そしてまた同時に言われるのが次のようなことではないでしょうか。

[box04 title="公務員を辞めない方がいい理由"]

  • 公務員はスキルがないから辞めても転職できない
  • 40歳から給料が上がるからそれまでは我慢

[/box04]

はたしてそれは本当でしょうか?

本当に公務員は恵まれているのか

たしかに民間企業に比べると恵まれた条件であることは事実でしょう。

民間企業ではいまや終身雇用は死語です。

スキルを磨いて自分の価値を高め、それをもとに転職をしてさらに自分の価値を上げていく。

そういった動きを絶えず意識していかなければあっという間に居場所がなくなってしまうのが今の民間です。

競争原理が絶えず働く世界とは隔絶された空気感がいまだに公務員の世界には残っています。

また比較的自由に休暇を使えるのも民間ではありえないこと。

さらに社会的信用の高さは住宅ローンを組むときに実感せざるをえないはずです。

公務員に感じられない未来の姿

しかし、時代は変わりつつあります。

行政改革が続く中で現場の人員は削減され、業務はブラック化の一途。

心身を病んで休職する職員は増え、欠員が状態化している職場はいまや当たり前です。

その一方で採用制度は旧態依然のまま。正規採用は相変わらず次の4月を待たねばならず、人員の補充もままなりません。

また俸給表も年々地盤沈下を続け、年数を重ねても給料は上がっていかないなんてことも、ザラに起こっています。

年々縮小されていく退職金、民間と一本化されていく年金、次々にカットされていく福利厚生と、現役の公務員世代には暗い話題ばかりです。

公務員を取り巻く状況は、客観的に見ても未来が開けているようには見えません。

「ここにしがみついていさえすれば何とかなる」と思えなくなりつつある、魅力のない身分ではないでしょうか。

公務員を辞める人は意外に多い

終身雇用の象徴のようなイメージの公務員ですが、私が知っている限りでも、意外に辞める人は多いです。

たとえば飲食店を始められた方や、若くしてシンクタンクに転職された方、また難関試験に合格して士業を始められた方も知っています。

とくに最近は若い職員の退職の判断が早い印象があります。

これは私はとてもよいことだと思っています。

ダメだと思ったら早く行動すべきで、次があるのならそれに越したことはありません。

早めに見切りをつけて次に行く。

そして次があるのなら、それは能力のある証拠。

残念ながら、庁内では「公務員を辞めるなんてバカな奴」という見方の人間がいまだに多数でしょうが…。

公務員を辞める前に必ず次を探すべき

ただし一点だけ注意しておきたいことは、辞めるのであれば必ず次のあてを見つけてから行動に移す、ということ。

公務員を辞めることは簡単です。

またネットを見ても、影響力の強い一部の方の「仕事を辞めたければすぐに辞めるべき」という言葉がつい目に入ってきたりします。

しかしすべての言説は前提が異なっています。

ある人間にとって正しいこと、OKなことが、他の人間にそのまま当てはまるかはわかりません。

もっとも怖いのは追い詰められて客観性を失うこと

スキルのある人間は「仕事を辞めてもどうになかる」かもしれませんが、ただ公務員として数年過ごした人が同じように行動しても失敗してしまいます。

必要なことはまずは自分を客観的に判断することです。

とくに切羽詰まった状況になればなるほど、客観性は失われてしまいがちです。

そのような状況に陥る前に、自分をコントロールしましょう。

公務員はまだ余裕を確保できる世界です。

最近ではブラックな職場が増えているものの、自分一人の行動が遮られないという点では、まだまだどうにかなるでしょう。

追い詰められてしまう前に、確保した時間を行動に移していくことが大切です。

今はまだどうにかなっているからこそ、今から行動しておくのです。

知っておくべきことは「民間」としての自分の市場価値

できることは行動です。

そして自分を救うことができるのは、行動だけだとも言えます。

まずは自分の人生の優先事項を整理すること。

そして次に行うべきは自分の市場価値を知ることです。

転職エージェントは民間だけのものではありません。

とくに公務員試験が難化した時期に公務員になった方は基礎的な能力が高いことが多いでしょう。

ご自身の市場価値をまず客観的に判断し、それが思ったものと仮に違ったものであれば、それを埋め合わせるための行動こそ次に取るべきなのです。

決断以外の行動であれば一番ベストな瞬間はまさに今

繰り返しますが、これらができるのは心身の余裕があってこそ。

今この文章をあなたが読んでいるのだとすると、まさに今が行動すべきときなのです。

一般的に転職を行う際は、転職エージェントを活用します。

先ほども申し上げたように、これまでは民間同士の転職が一般的でしたが、最近では公務員を辞める方も増えています。

登録は無料でできますのでぜひエントリーしてみてください。

エージェントに登録しただけでも、一歩を踏み出せたという自信につながるはずです。

最後に:自分の生き方を取り戻せるチャンスはそう多くない

最後に蛇足かもしれませんが、私のことを書いてみます。

私はいわゆる氷河期世代と呼ばれる年代で、「就職氷河期」の言葉のとおり、非常に就職難だった世代の人間です。

四年制の難関大学を卒業したとしても、正規社員として採用されたのは卒業生のおよそ半分くらい。

私も公務員になりたいという強い思いがあったわけではなく、半ば沈みかけていたところを漂流物にしがみつくように公務員になりました。

まさに命拾いしたわけで、あそこで公務員試験に受かってなかったらまったく違った人生になっていたでしょう。

いま見えるチャンスが明日もあるかは約束されてない

人はつい人生の多くを自分の能力の結果として考えがちですが、就職し仕事に就くことの背景には、とても大きな運の要素があります。

あなたが社会人として世に出て行こうとするその準備のときに、世の中がどうであるかはあなたの努力とは何の関係もありません。

私と同じように不景気で思い通りにならず、しょうがなく公務員になった人もいるでしょう。

そういった方々の「合わない」という苦しみはよくわかります。そして職を失うことへの恐怖心があることもよくわかるのです。

しかしその時々の世相によって思いがままならなくなることは、転職や離職の場面においてもありえることです。

転職しようにも不景気で身動きが取れないないということも、その時々でありえるのです。

行動こそが自分を導く

また人のライフステージの変化は思いのほか早く進んでいきます。

もしあなたが結婚したなら相手に対する責任が生じますし、転職活動もすべてが自分本位には進められないかもしれません。

家族が増えたりしたならなおさらです。

時間が経てば経つほど身動きは取りにくくなり、つかむべきチャンスは一瞬にして通り過ぎていきます。

判断は難しいですし、私も無差別に離職を進めることはできません。

しかしあなたが今できることとして、この瞬間に決断はできなくても、来たるべき瞬間に対する準備はできます。

その積み重ねが将来の決断の精神的な支えにもなるはずです。

今日からできることを考えていきましょう。