公務員試験は予備校に通うべき?独学は難しい?おすすめの方法をお伝えします

公務員試験を意識したときに気になるのが、「公務員予備校に通った方がいいのか」ということ。

公務員試験の勉強を独学でやることはもちろん可能ですが、本当にそれで結果に結びつくのか不安な方も多いですよね。

その一方で公務員予備校の講座は受講料も高額で、簡単に決められる金額でもありません。

自分の将来を決める事柄ですし、非常に悩ましいところですが、私は公務員予備校に通われることを強くおすすめします。

公務員試験は高い難易度を持つ試験である一方で年齢制限は緩く、常に受験者の多い試験です。

一回でよい結果が出ず、二度三度と受験する方も少なくありません。

そのような状況の中、独学で進めるのはリスクが大きいです。

プロフェッショナルに対価を払うことで、ぜひ努力を効率的に導いてもらいましょう。

公務員試験は不況下では難化しやすい

まず私が公務員試験に予備校を活用すべきと主張する理由についてご説明します。

端的に言うと、今後の公務員試験が急激に難化することが目に見えているからです。

たとえば過去の例より見てみると、2000年初頭の就職氷河期以降の数年間、公務員は人気の就職先として試験が急激に難化しました。

理由は志望者の増加に加えて採用者数が急激に絞られたからです。

たとえば私が当時受けた公務員試験の一つは、採用者数が約300人で実際の受験者の倍率が10倍程度でした。

同じ試験の昨年の採用者数は約1,100人。

3倍以上も違います。

ただしこちらの試験区分では、来年度以降の採用者数は再び300人程度に減少する見込みです。

理由としては、今後の自治体運用における積極的な外部委託化が挙げられています。

たしかにスマホを中心に据えたIT化は今後の潮流となるでしょうし、人件費の削減は加速するのでしょう。

さらに今年のコロナ情勢を見るに、再び大きな不況が訪れることは想像に難くありません。

当然、民間企業も採用を抑えはじめるため、これまでの売り手市場は一変し、公務員試験に学生が殺到することは間違いないでしょう。

これから公務員を目指す学生の方は、より激しい競争を勝ち抜いていかなければなりません。

公務員試験は独学では合格できないのか?

では公務員試験が絶対に独学で合格できないのか?と問われれば答えはノーです。

公務員試験に独学で合格している方は実際にいらっしゃいます。

とくにここ数年のやや易化した試験傾向の中では、そのような方も増えているのかもしれません。

また一口に公務員試験と言っても受ける試験によって受験科目は異なります。

国家一種や地方上級のように専門科目や論文が必要な試験もあれば、一部の市役所のように教養科目のみの場合もあります。

厳密に言えば、受験科目の専門性やボリュームによっても独学でどこまで行けるかは異なるでしょう。

しかし共通する懸念点は、独学だと取り組んでいる方向性に対して客観性が確保できないということ。

勉強している内容や方法について、正しいのか間違っているのかの判断がしづらく、常に手探りで進めなくてはなりません。

このように独学の場合は、方法論や教材といった勉強以外のリサーチに時間を大きく取られてしまいます。

これらは得られるリターンのない純然たるコストで、独学者は常にこのコストと併走しなければなりません。

公務員予備校の利点は勉強のみに集中できること

公務員予備校に通えば、カリキュラムは予備校側がセッティングしてくれるので、その中でひたすら勉強のみに集中できます。

大学受験を経験された方であれば実感があるかと思いますが、よい予備校に教材とスケジュール管理を丸投げするのは究極的に効率的です。

その点、独学だとこの辺りが大きく非効率になってしまいます。

公務員予備校は直接的な勉強以外のメリットも大きい

公務員予備校に通うことで、さまざまな気付きをえられるのも大きなメリットです。

たとえば下記のようなことが挙げられます。

他大の受験志望者と交流できる

他大の志願者と交流できるのはモチベーションを維持できる大きなメリットです。

もちろん必ずしもコミュニケーションを取る必要はありませんが、やはり情報交換があるに越したことはありません

就職活動に対してどのような動きをしているのかも参考になるでしょう。

またはっきり言ってしまえば、大学によって学力ははっきり異なります。

この学力が覆るのも公務員試験の魅力の一つですが、やはりどのくらいの学力の学生がどのくらい取り組んでいるかは自分を鼓舞する材料になります。

正直、自分よりも学力のある生徒よりも勉強に取り組んでないとすると、合格できるはずないですよね。

このように常に周囲に視線を向けることで、競争意識を高める効果も期待できます。

経済的なメリット

「公務員予備校の受講料は高いから経済的なメリットがないのでは?」と思われるかもしれません。

しかし公務員試験は科目の多い試験。

教材を個別に買い揃えていけばそれなりの値段にはなってしまいます。

また論文や二次試験は教材による対策がしづらい部分。

そこだけスポットで予備校を活用するとなると、かなり高い単価で個別に講座を購入することになってしまいます。

もちろん公務員講座は総額が何十万もする高い商品。

経済的な余裕がない場合は厳しいですが、総額に対する内容としてはかなりコストパフォーマンスが高く詰め込まれていると感じます。

もちろん予備校の講師に質問できたり、また自習室を利用できたりなど、恩恵は講座だけではありません。

可能であれば公務員予備校を活用するに越したことはありません。

独学で合格を逃した公務員浪人は予備校がおすすめ

とくに一年目に独学で取り組んでしまった結果、合格を逃してしまった方は、ぜひ公務員予備校を検討してみましょう。

公務員浪人も大学浪人と同じく、生活が大きく乱れがちです。

淡々と勉強に向かっているつもりでも簡単に昼夜逆転が起きてしまうものです。

そのような状況ではクリアな頭で勉強に向かうことはできませんよね。

また人と交わらない生活に陥ってしまうと、知らず知らずのうちにコミュニケーション能力が大きく後退してしまいます。

せっかく難関の筆記試験に合格したのに、面接や集団討論で力が発揮できないと泣くに泣けません。

生活のリズムを上手にキープするためにも、また勉強の内容を一度棚卸しするためにも公務員予備校は活用する価値があると考えます。

公務員試験はいつから準備すればいいのか

公務員試験を受けると決めたら、準備は急ぐことをおすすめします。

ここ最近では、公務員予備校のコースも1年以上のスケジュールのものが一般的になりました。

大手予備校では、1.5年や2年のコースが一般的です。

とくに専門試験のある公務員試験は科目が多いのがネック。

早めに動き出して、精神的な余裕を維持しながら勉強に取り組むことをおすすめします。